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おざわ歯科のエアフローによるクリーニング
ワンランク上の歯のクリーニングで、健やかな口元へ
宝塚市鶴の荘にある「おざわ歯科」では、スイス・EMS社のエアフロープロフィラキシスマスターを導入しています。
エアフローは、従来のクリーニング方法では落としきれなかったバイオフィルムやステイン、歯石を効率的に除去できるのが特長です。
水とパウダー、空気を組み合わせて、歯面や歯周ポケットの奥まで洗浄し、虫歯や歯周病を防ぎます。
より快適にお口の健康を保ちたい方は、ぜひ一度ご体験ください。
EMSエアフローとは
エアフローは、歯の表面に専用の細かなパウダーを水と一緒に吹きつけ、汚れを落とす新しいタイプのクリーニング方法です。
コーヒーや紅茶、たばこなどによる着色汚れをしっかりと除去できるため、歯の本来の白さを取り戻したい方におすすめです。
さらに、当院で導入しているエアフロー機器は、虫歯や歯周病の原因となるバイオフィルムと呼ばれる細菌の膜までしっかりと取り除くことが可能で、見た目がきれいになるだけでなく、お口の中の健康を守る予防ケアとしてもとても効果的です。
従来のクリーニングとの違いとは?エアフローが選ばれる理由
これまでの歯科クリーニングでは、ラバーカップや研磨ペースト、さらには超音波スケーラーなどの器具を使用して、歯の表面や歯石を除去してきました。
確かにこれらの方法でも汚れは落ちますが、天然歯や詰め物・被せ物に微細な傷がついてしまうリスクがありました。
エアフローはまったくアプローチが異なります。非常に細かいパウダーを、水と空気の力で優しくジェット噴射し、歯の表面にこびりついた汚れを吹き飛ばすように取り除くため、歯や歯茎への負担を最小限に抑えることができます。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
従来のクリーニング | エアフロー | |
---|---|---|
目的 | 歯石やプラーク(歯垢)の除去による治療や予防が中心 | 予防だけでなく、見た目の美しさまで意識した丁寧なケア |
使用する器具 | スケーラー(手用・超音波) | 微細なパウダー+水+空気のジェット噴射 |
クリーニング範囲 | 主に歯石・プラーク | 着色汚れ(ステイン)・バイオフィルム・歯の表面全体 |
対象素材 | 主に歯石が付着した天然歯が中心 | 天然歯に加えて、セラミックやインプラントにも対応 |
所要時間 | 比較的短時間(15~30分) | やや長め(30~45分) |
痛み・しみる等の感じ方 | 冷たい水が知覚過敏を誘発しやすく、痛みやしみることがある | 微細なパウダー+温水の使用で比較的痛みやしみが感じにくい |
仕上がりの美しさ | 治療・予防がメインのため、見た目の改善は限定的 | 表面がツルツルになり、光沢感ある仕上がり |
EMSエアフローと通常のクリーニングの比較
従来のクリーニングとエアフローによるクリーニングを比較した動画です。
通常の方法では落としきれない汚れも、エアフローなら短時間で、より効果的に除去することが可能です。
ぜひご覧いただき、その違いをご体感ください。
Point! EMSエアフローの温水調整で「痛みが少ない」・「しみにくい」
EMS社のエアフローはクリーニング時に温水の調整も可能です!温水調整ができることで、知覚過敏がある方も従来のクリーニングよりも痛みなく施術が受けられます。これはEMS社のエアフローだからこそのポイントです。
普段しみるのでクリーニングが嫌だった方や痛みに敏感な方にもより快適で、質の高い歯のメンテナンスを行っていただけます。
EMSエアフローはこんな方におすすめです
- 歯石取り・お掃除が大事なのは分かっていても、クリーニングがしみるので嫌だった方
(お湯を使用するのでしみにくいです) - 短時間で効果的なクリーニングを受けたい方
- 喫煙者の方、ステイン(着色)が気になっている方
- 歯本来の白さを蘇らせたい方
- 歯周病を予防したい方
- 矯正治療中の方
- 詰め物・被せ物・差し歯・インプラントなどの人口物が入っている方
※エアフローは外来性の着色は落とせますが、歯の変色(加齢などによるもの)は白くできません。歯自体を白くしたい場合は、ホワイトニングが必要です。
EMSエアフローのメリット・デメリット
- メリット
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- 短時間で汚れを落とせる
- しみにくい・痛みを感じにくい
- 通常のクリーニングの機器では入り込めない歯間に入り込んで汚れを落とし、より確実に歯周病を予防できる
- 歯の修復物、補綴物を傷つけにくい
- 表面がつるつるになるため、歯石や着色が再付着しにくくなる
- バイオフィルムが除去された後は、フッ素などの浸透が良くなる
- デメリット
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- 保険診療の範囲
- 全身状態、特に妊娠中の方、放射線治療中の方などは処置ができない場合がある
- ジェット噴射によって知覚過敏のような痛みが出ることがある
- 歯周病の方は、スケーリングなどの事前処置が必要となる場合がある
EMSエアフローによるクリーニングの様子
エアフローを使ってステイン(着色汚れ)やバイオフィルム、歯石を取り除く様子をご覧いただけます。
微細なパウダーを用いたジェット洗浄により、歯の表面はもちろん、歯茎の中(歯肉縁下)最大4mmまでのバイオフィルムもやさしく、しっかりと除去することが可能です。
EMSエアフローでのクリーニングの流れ
- 1問診・口腔内の診察
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まずは、現在のお悩みや気になる症状について問診を行い、お口全体の状態を確認していきます。
特に歯周ポケットの深さや歯茎の腫れ、出血の有無など、歯周病のサインがないか、細かくチェックします。
歯茎に炎症があると、痛みを感じやすくなるため、この段階で状態をしっかりとチェックします。
- 2バイオフィルムの染め出し
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歯の表面に付着しているバイオフィルムを染め出し液で可視化し、どこに汚れが残りやすいかを患者さまと一緒に鏡を見ながら確認していきます。
そのうえで、日々のブラッシングで気をつけるポイントや、磨き残しが起きやすい部位について丁寧にアドバイスいたします。
- 3エアフローの実施
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エアフローを行います。
水と空気、そして専用の微細なパウダーを混合し、歯の表面に噴射します。
着色汚れやプラーク、初期の歯石などを取り除きます。
歯と歯の間、歯茎の中(歯肉縁下)までしっかりとケアできるのが特長です。
- 4仕上がりの確認
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クリーニング後は、汚れの取り残しがないか、歯石やバイオフィルムがきちんと除去されているかを再度確認します。
問題がなければ、最後に歯の表面にフッ素を塗布して、虫歯の予防を行います。
定期的なメンテナンスで、お口の健康を守りましょう
虫歯や歯周病の早期発見・早期治療はもちろん、そもそも病気にならないための予防ケアはとても大切です。
歯は、食事・会話・表情づくりといった日常のあらゆるシーンに関わる大切な存在です。
だからこそ、定期検診を通じて、口腔内の小さな変化にも早めに気づくことが、健康を長く保つ第一歩となります。
当院では予防ケアの一環としてエアフローによるクリーニングを導入しています。
エアフローについて、気になることがあればお気軽にご相談ください。
患者さま一人ひとりに合わせた、最適なケアをご提案いたします。